辞書の価格   

a0031505_11246.gif常々不思議でたまらないのが,日本の辞書はなぜ
あんなに高いのかということ.
例えば「リーダーズ英和辞典」は収録語数27万だが,
書籍だけで8000円くらい.一方,昨年出た Merriam
Webster Collegiate 11版も語数は20万を超え,
立派なハードカバーの本で,インデックスは指掛け式..
Win/MacハイブリッドCDが付いて,Websterの有料サイト1年間無料.
それで定価3800円.(アマゾンなら2500円ちょっとだった)

英和の場合,いうまでもなく他言語にする作業だが,自国語の辞典は半分
以下のコストでできるとは考えにくい.「広辞苑」「大辞林」が共に7000円
台というのを見ても,日本の権威ある辞書の相場はこの辺りなのかな,
ということで,問題は内外価格差なのではないかと思ってしまう.

「英辞郎」のような実用的な辞書が手軽に使えるようになり,ちょっとした
用ならこれで足りるようになると,学術的にしっかりした辞書は,そこに固有
の価値を認める人向けに価格設定しておけばよく,その結果値段は下が
らないのだろう.

ディスカウントリカーショップで7000円で買えるお酒を,贈り物のために
三越で1万円出して買う人がいる.買う人がいる限り,その価格は正当だ
と主張できる.それと同じことかもしれない.
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by t-globe | 2004-07-12 01:14 | メールマガジン&英語

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