安倍首相夫人とマドンナ   

発売中の『文藝春秋』11月号でのインタビューで,安倍昭恵夫人が
夫妻に子供がいないこと(infertility)に関してかなり詳しい発言を
しています.これを驚きを持って取り上げたのがBBCの
 Japan PM's wife in rare interview

『文藝春秋』は読んでいませんが,この記事を見ると,跡継ぎを求める
プレッシャーは強く,それも身内からだけではなかったようです.
 "I was under enormous pressure, including from his constituency."
 (「大変なプレッシャーでした.それに選挙区からも」)
 "In the very early stages, I did have fertility treatment."
 (「最初の頃は不妊治療もしました」)

ある時,安倍首相から養子を迎えないかと相談された夫人は
 "I was not confident about bringing up an adoptee properly."
 (「養子をちゃんと育てる自信がありませんでした」) 
という理由で断りました.私が目を引かれたのはこの後の文です.

 Although adoption within an extended family is a tradition in Japan,adopting a non-relative is incredibly rare.
 (親戚を養子にするのは日本のしきたりの1つだが,それ以外での
  養子縁組みは信じられないほど少ない.)

たしかに海外では「親戚から」という考え方は薄いようで,たとえば,
つい最近もこんなニュースがありました.
 Madonna 'adopts child in Africa'

貧困に苦しむ子供たちのための擁護施設を作るために,アフリカ東南部
のマラウィを訪れていた歌手のマドンナが,同国の1歳の男の子を養子
にすると発表しました.

日本人はおそらく「血のつながり」に対する意識が強いのでしょう.
それに対してキリスト教の文化では誰もがアダムとイブの子孫という
ことで,まったく関係のない間柄から突然親子になることに対しても
抵抗が少ないのかもしれません.

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by t-globe | 2006-10-13 22:57 | メールマガジン&英語

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