"公認版"『ピーターパン』続編が発売   

BBC TWO newsnight review(上から2段目 book の項です.)

10月5日に英国始め31カ国で発売された,"Peter Pan in Scarlet"は,有名な「ピーターパン」の物語から約100年経って初めて発行された「公認」の続編です.

これまでにも「ピーターパン」にはいくつかの続編(spin off tales)が作られてきました.それは
 ranging from the kid friendly film Hook(日本でも公開)
 to Alan Moore's pornographic novel Lost Girls(知らなかった!)
といった具合.

「ピーターパン」の作者 J・M・バリーは,すべての版権をロンドン市内のグレート・オーモンド・ストリート病院という小児科病院に寄贈していました.版権は2007年に消滅します.そこで2004年に
 the Hospital decided to sanction an authorised sequel to the work
 (同病院はこの作品の公認の続編発行を許可する決定をした.)

続編,に当たる別の単語(sequel)が出てきましたが,それよりもこの sanctionに注目しました.authorized と意味が重複するのが少し気になりますが,sanctionと言えば「制裁」が最初に浮かぶので,「認める・許可する」というこの意味は新鮮(=「知らなかった」の婉曲表現!)です.名詞としても「許可・認可」として使われます.

世界中から応募した新作の中から選ばれたのが,数多くの賞の受賞実績もある英国の人気児童作家ジェラルディン・マコーリンさん(アマゾンだけでも翻訳が6編ありました)の作品.この "Peter Pan in Scarlet" は原作から20年経ったという設定で,世界大戦の影で「薄暗い」ネバーランドが舞台です.

ウェンディ始め子どもたちは20年の歳を重ね,結婚したりしていますが,ピーターパンだけは歳をとりません.映画「フック」ではピーターパンだけが中年(ロビン・ウィリアムズ)だったのとは対照的ですね.

原作のスタイルを踏襲しながら,彼女独自の詩的な要素も融合したと評されるこの作品.まだ日本語版という話は聞こえてきませんが,英語で読みますか?

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by t-globe | 2006-10-08 00:15 | メールマガジン&英語

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