No sympathy   

No sympathy for ex-Rep. Foley in his home district in Florida
(USA Today 2006/9/30)

アメリカ共和党のマーク・フォーリー下院議員(フロリダ州選出)が,十代の少年に性的内容を含むEメールを送ったことが明らかになり,同議員は辞職.そのメールは少年が "congressional page",つまり議会内で議員の雑用係(page は「給仕・ボーイ」といった意味)をしていた時に送られたものでした.

これに対する地元の反応の厳しいこと.
 The mention of disgraced congressman Mark Foley throughout his former district put a grimace on people's faces.
(不祥事を起こしたマーク・フォーリー元議員の地元のいたる所で,彼の名前が出るだけで誰もが顔をしかめた.)

この時に put a grimace on と put を使うのがいいですね.
put は何かの「位置が移動する」というのが基本的なイメージなので,「フォーリー」と聞いた瞬間にサッと表情が変わる様子をこれで表現しているのでしょう.

また,共和党の同僚議員も,曲げようのない事実と知るときっぱり.
 "I made it very clear that we would not defend the indefensible."
(弁護の余地がない者ならばかばわないとはっきり言った)

このあたりは,派生語でボキャブラリーを増やすことの大切さを感じます.例えばこれを,
 We would not defend the person who cannot be defended.
というと,やはりもたついていますね.indefensible でピシッと締まります.

「基本2000語」「必須3000語」というレベルを覚える時に,少し目を広げて「in-,un-,-able」といった接頭語や接尾語のついた派生語にも目を向けるようにすれば.覚えやすいだけでなく本当にスマートな英語が使えるようになりますね.

ところで日本では,民主党の細野衆議院議員がニュースキャスターの山本モナさんとの不倫スキャンダル(なぜか報道は「山本モナ」が先に出ることが多いですが).こちらは地元の静岡県三島市で50ヵ所の後援会を休日返上で(あたりまえですね.むしろ休日に訪問されるのが迷惑)回って懺悔しているようです.地元には「がっかり」という声が当然ある一方,「何やってるんだ!」「頑張れ」などという『叱咤激励』(ライブドア・ニュース)の中を歩いているなどと報じられ,緊張感に欠ける雰囲気.

彼は衆議院議員なので次の選挙まで時間がありますが,本人だけでなく日本の政党や選挙民の反応にも注目したいと思います.

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by t-globe | 2006-10-01 14:36 | メールマガジン&英語

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