sorry for what?   

Pope sorry for offending Muslims
 (BBC News)

ローマ法王ベネディクト16世が中世ビザンチン帝国皇帝の発言を引用してイスラム教の聖戦(ジハード)を批判,というニュースがイスラム圏を激怒させるという事件が起きましたが,これに関する法王の "sorry" を話題にしています.

法王は今回の事件について,
 "I am deeply sorry for the reactions in some countries "

つまり自分の意図を誤解した「反応」が "sorry" だと言っていますが,トルコの国務大臣は明らかに不満です.
 "You either have to say this 'I'm sorry' in a proper way or not say it at all"
 (意図のはっきりしない "sorry" であれば言わない方がいい)

つまり,何が sorry なんだ? ということが問われています.
 "Are you sorry for saying such a thing or because of its consequences?"

問題なのはイスラム圏の解釈で,それを言った自分についてはどうなんだ? ということですね.

ところで,日本語のニュースで見出しや記事の内容を見ると,「謝罪」「遺憾」「残念」とさまざまな表現が見つかります.このBBCの記事のリードでは,
 Pope Benedict XVI has apologised
と書いているので「謝罪」と考えていることがわかりますが,記事を読めば問題が
 "sorry fow what"?
にあることは明らかです.これはどの日本語訳に相当するかを問いません.

sorry をどんな気持ちで使う時にも, for の後が一番重要です.
普段の会話でも,軽い気持ちで "Sorry." だけで済ませたりすると思わぬトラブルのもと.相手はその後しか聞いていませんから.
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by t-globe | 2006-09-18 09:37 | メールマガジン&英語

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