ボキャビルは愛   

あれはなんだったのだろう,と多くの人が思っているだろう
ゆとり教育.あの時期,英語の授業で学ぶ単語の数が目に
みえて減った.大ヒットした「100語でスタート」どころか,
へたをすると「100語で終わり」になりかねないと思った.

だからと言うわけではないが,ボキャビル熱はいつになって
も根強いものがある.最近は方法論についてはあまりとや
かく言わないことにしている.人によって向き不向きがある
ので,何が効果があるかは一様ではないからだ.

ただ一つだけ言えるのは,同じ単語に出会う数が多ければ
その単語は頭に残るということ.世の中の方法論は最初の
出会いをどれだけ印象的にするかが売り物だが,実はその
先が大切.それは恋愛と同じで,やはりまめに会うことだと
思う.何度も見たり聞いたりする機会を作って,接触をたや
さないこと.

「この方法でTOEICの点が上がった!」
それはいいことだが,それで終わってしまっては意味がない.
そのあと英語に触れる機会があまりなければ,たくさん覚え
た単語もほとんど忘れてしまうだろう.いつも何かを読んだり
同じ方法で単語を繰り返し覚えたり,と言うことを続けて,
ある日実際に自分で使えた,相手の言うことが聴き取れた,
本に出てきて理解できた,という時は嬉しいものだ.

会って,触れる.
ちょっと変な話になってきたが,これが関係を長続きさせる
ために一番大切なことだ.遠距離恋愛だって,電話やメール
をフル活用するだろう.何度も言葉をやりとりして,ようやく
会う機会ができたら,それは一生忘れないほどの記憶に
なる...さすがにちょっと大げさですね.英単語では.
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by t-globe | 2005-12-05 23:47 | メールマガジン&英語

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