「キリスト教は邪教です!」   

もちろん私がこんな大それたことを言うわけがなく,本のタイトル.
(講談社α新書)

ニーチェの「アンチクリスト」のいわば超訳版.
この手の訳や要約はとくに文学作品ではあまり読まないが,普通
の訳だと難しくて挫折しそうな内容の場合は手がかりとしていい
のではないかと思う,読みやすい内容.

英語を勉強していると,必ず聖書の知識不足にぶつかる.それを
理解しなければという気持ちで調べるうちに,知らず知らず聖書
やキリスト教に(信者にならないまでも)対し,ある意味シンパに
なってくる.しかし同じ西洋の大哲学者がこういう主張をしてい
ることを知るのは,おそらく意味のあることなのだろう.

誰もが楽しく気持ちよく生きたいと思う.しかしキリスト教では,
困難な状況に出会うのは人間が持っている原罪のせいであり,
それを償わなければならない.日々の生活に快楽を求めてはい
けないという...そんな後ろ向きの本末転倒な議論はうそっぱち
だ!道徳というのはそんなものじゃない.もっと現実と向き合って
生きようよ,というのが今まで読んだ部分でのニーチェの主張
(その意味で仏教を称賛している).

大学の時にニーチェは「この人を見よ」という一冊だけを読んだ
が何も覚えていない.しかし今回は頭に残りそうだ.やはり問題
意識とかやる気というのは,単なるかけ声以上の効果がある.

ところで結婚式に出席のため午後から泊まりで山梨にでかける
ので,今日はこれまで.
皆さん暑いので冷たいものの取りすぎにはご注意を.
(自分はは冷たいビールを披露宴の間ずっと飲み続けるが...)
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by t-globe | 2005-08-20 12:04 | メールマガジン&英語

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