アメリカ人はコミュニケーション能力に自信を持っている   

子は親の鏡〜じゃあどうする。にTB.

少し前の話になるが,National Communication Association
(全米コミュニケーション学会)が1998年に行なった調査では,
他人とのコミュニケーションが苦手だと思っているアメリカ人は
わずか5%しかいない.6割以上の人が全く問題ないと答え,
それを含めて9割以上が有効なコミュニケーションをとれている
と答えている.

コミュニケーション手段としては,65%が直接話すことを好み,
それに次いで60%(複数回答可のため)が電話がいいと言う.
98年と言えばEメールもかなり普及していたが,Writingは
純粋な書面(手紙)なのか,Eメールを含むのかはわからない.
いずれにしても53%で,リアルタイムで相手の声を聞き,反応
を確かめる手段,つまり「話す」ことには及ばない.恐らく今の
日本でこの調査をしたら,第一位は「携帯メール」になるのでは
ないかと思うがどうだろうか.

注目したいのは,コミュニケーション技術を学校で学んだと
答えた人が多い(44%)こと.日本人に同じアンケートを取ったら
恐らく「得意」という回答も少ないだろうが,「学校」での教育が
役に立ったという答えはそれ以上に少ないだろう.討論の訓練
はもちろん,作文の機会も数えるほどしかない.双方向どころか
一方的なコミュニケーションでさえきちんと体験しないのが,
日本の教育の実態.だから子供だけでなく,親の方も話し合い
は大事だと思いながらどう進めていいか自信がない,という
ことが多い.

ただ,このアンケートのでは子供を持つ回答者の多くが,今の
子供たちは自分の年代ほど学校でコミュニケーション技術を
学んでいないのではないかと答えている.

これは本当にこの面で学校のクオリティが低下したのか,
親子のコミュニケーションがとれなくなっている結果なのか
はわからない.残念ながらこのアンケートの対象者は18歳
以上の大人だけ.子供に同じことを聞いたら,彼らはどの程度
自信があると答えるのだろうか.
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by t-globe | 2005-06-11 23:48 | メールマガジン&英語

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