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tuition (授業料)   

最近憤りを感じている出来事。
日本語で書くと文句ばかりになるので、英語を交えます。

 Tuition plan ban on Korea schools eyed
  授業料無償化、朝鮮学校に不適用を検討

 Hiroshi Nakai, minister in charge of the abduction issue,
  中井洽・拉致問題担当相は

 has asked education minister Tatsuo Kawabata
  川端達夫文部科学相に求めた

 to bar schools that cater to the children of residents
 with ethnic ties to North Korea

  北朝鮮系の在日朝鮮人の子女が通う学校を

 from the planned tuition-free subsidy program,
  授業料無償化の計画から除外することを。


北朝鮮に少しでもメリットがあることは全部ダメだ、という主張
ですが、どう見ても筋違いとしtか思えません。
 
鳩山首相も当初は例外など考えていなかったはずですが、
最近の選挙で敗北が続き、保守的な票がほしくなったのでしょう。
「教育内容をもとに検討」などとまたブレ出しました。

無償化の恩恵を受けるのは、朝鮮学校や北朝鮮政府ではありません。
subsidy(補助金。動詞は subsidize = 補助する、助成する)の対象は
日本人と同じ高校生です。
(大阪の朝鮮学校サッカー部は、昨年激戦区を勝ち抜いて府代表に
なり、高校サッカー全国大会で活躍しました)

教育内容がけしからんというならば、君が代斉唱の時に起立しないと
咎められた先生のいる学校に通う生徒は、無償化の対象外という理屈
にもなりますが(極論)、そういう議論はもちろん出ていません。

在日朝鮮人の方にはまだ選挙権はないと思いますが、鳩山首相の
理念である「友愛」(最近あまり聞かなくなりましたが)は、結局
票になる人にしか向けられていなかったということでしょうか。

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by t-globe | 2010-03-05 06:01 | メールマガジン&英語

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